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2007年1月号
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独慎抄
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神々の子としての絆を深める酒
酒がもたらす神々の子としての自覚 旧約聖書、ローマ神話、エジプト神話、日本の神話、それらの中に見いだせる「酒」についての記述から分かるのは、酒は神と人とをつなぐものであったということ。言い換えると、人は酒を利用することで開かれて(「公」になって)神に触れることができた。「神々の子」であることを自覚することが対立関係や争いごとを回避する智慧であったのだろう。酒の意義をそこに見た「酒・人・公」である。 |
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【特集】
酒人公 |
人生を肴に酒を呑む ●作家 藤本義一 酒が結んだ人生の邂逅
酒を畏(かしこ)む ●民族学者・旅の文化研究所所長 神崎宣武 神々と共にあった日本の酒
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| 「一人居酒屋」のススメ ●アートディレクター・東北芸術工科大学教授・作家 太田和彦 酒場は自己解放の場 太田和彦氏は全国の居酒屋を巡り、その店で出された肴や、店内、店に集う人々の雰囲気を本に記していることで知られる人気作家だ。彼は「居酒屋は心を解放する場、自己回復の場」だと言い、一人で居酒屋に入ることを勧めている。酒に酔い、大勢の他人の中に身を浸すことで、自分という存在が浮き上がり、裸になり、本来の自分自身という存在と向き合えるからだ。 酔いの効用 ●武庫川女子大学教授 高田公理 自我の壁を開く「酔い」 酒はかつて共同体の結び付きを強めるためにあった。と同時に、人と人とを結び付ける働きもある。それが、新たな共同体をつくる力にもなった。それは、酒による「酔い」が自己の「ゆれ」をもたらし、異質なものを受け入れられる状態になるからかもしれない。 元来、自分と他人との輪郭線を過剰に強制しなかった日本文化だが、自我の壁を開き、新たなものと出会うために必要なのは「酒」「酔い」「酒場」ではなかろうか。
【緊急特集】大人は子どもに届く言葉をもっているか詳細・・・ 「いじめ自殺」緊急アピールを読解する ●表現教育者 宮川俊彦 子どもたちへのアピール文 「いじめに悩んでいる子どもへ、いじめている子どもへ」 ●元教師・地球規模の志を育てるGDVI提唱者 太田惠美子/小児科医・僧侶 梶原敬一/埼玉県教育委員会委員・音楽プロデューサー 松居和 同志社女子大学教授・児童文化研究者 村瀬 学/免疫学者 多田富雄/エデュケイションライター 長田百合子/日本キリスト教壇松戸教会牧師 石井錦一/助産院院長 大牟田智子/医師・九州大学大学院教授 信友浩一 |
| 【連載】 | |
| 石坂公成「自由と教育を語る」<新連載> 学問と教育が日本を復興させたポツダム宣言を当時の日本人はどう受け止めたのか |
●日本学士院会員・ ラホイヤアレルギー免疫研究所 名誉所長 石坂公成 |
| 文明批評の地平<新連載> 「泥の文明」圏の地図 |
●評論家・麗澤大学教授 松本健一 |
| 体をひらく、心をひらく<新連載> いい女はこうしてつくられる<1> ひ弱さと粗さの奥に潜むもの 野口整体・実践入門講座<1> 手で触れる・感じる |
●野口整体 氣・自然健康保持会 金井とも子 ●野口整体 氣・自然健康保持会 金井省吾 |
| 学び舎の窓から<8> 初日の出に祈る「二百勝」 |
●教育実践『響の会』会長 角田 明 |
| お墓参りは楽しい<55> 小泉八雲 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)によって日本の怪談話は広まったといっても過言ではない。その八雲と筆者の共通点は、「眼と墓」なのだという。それは……読んでのお楽しみ! |
●作家・日本ペンクラブ常務理事 新井 満 |
| 黙さず語らん<24> 人間には三つの用がある |
●作家 藤本義一 |
| 高橋史朗の第三の教育論<45> 先人の知恵と親教育 |
●埼玉県教育委員会委員長職務代理者 高橋史朗 |
| 【グラビア】 | |
| COSMOGRAPHY | ●画家 千住 博 |
| 日に晒され風に吹かれ<131> | ●写真家 浅井愼平 |
| 一眼の彼方<最終回> | ●フォト・ジャーナリスト 井上和博 |
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【歴史エッセイ】
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| 日本の名山 その歴史と文化<80> 草津白根山 |
●作家・文芸評論家 高橋千劔破 |
| 人生の指針を残した偉人たち<21> 教育者篇1 貝原益軒 正しい道を知り、それを行うために学問を身に付けよ |
●明治学院大学教授 武光誠 |
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【好評連載】
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| 未知なる輝き<26> 「私たちドイツ人は、歴史の『反省』が得意な民族だ」 |
●映画監督 フロリアン・ヘンケル・ フォン・ドナースマルク |
| にっぽん人情小噺<13> 托鉢 |
●落語家 三遊亭鳳豊 |
| ●表紙写真 |